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ケアマイスター制度の内容とメリット

日本の介護業界では人材不足が問題となっており、早急な対策が求められています。そもそも人材不足の一因となっているのが給料の水準です。全産業と比べても平均月収は10万円ほど低いと言われており、これが離職率の高さと深く関わっていると指摘されています。

実際、家庭を持ちたい男性介護士が、給料が少なくて養えない現状から他の業界を選んで離職するという例も少なくありません。介護では体力が必要になってくるため、男性の労働力確保は欠かせません。そのため、男性が家庭を守れないほどに安い賃金であるのは、由々しき問題です。
さらに、他産業でも人材不足が起こってきているため、広い範囲で人材の奪い合いも生じています。

この問題への取り組みとして介護業界で導入が始まっているのが、「ケアマイスター制度」です。これは年1回行われる試験で、介護の技術や知識を問われるものです。

この試験の結果によって6段階の評価がされ、結果によって上からマイスター・プラチナ・ゴールド・シルバー・ブロンズ・無資格というランクが与えられます。この中でもマイスターは経験者でも取得するのが難しいランクとされており、現場においても高い評価がされています。

これで介護士個人の知識や技術を客観的に評価することにより、それぞれのやりがいが上がり、今後の介護サービスの向上にも繋がることが見込まれます。職場によっては、この試験のランクに応じて給料がプラスされる場合もあります。

1人1人が知識や技術を磨いた結果、正当に評価され、それが給料のアップに繋がれば多くの人が「やりがい」を感じて働けるはずです。正当に評価され、頑張りに応じて給与を貰える環境づくりこそ、介護現場の人材不足対策に必要だといえます。